1月23日、祖父が旅立った。
ちょうど2日前、どうしても帰らなきゃ、と直感で感じて帰った実家の福井。
帰った翌日、お昼に久しぶりに兄弟3人でじいちゃんと写真を撮ったちょうど12時間後に、祖父は息を引き取った。
最後に、会えて良かった。
そして、昨秋に式ができて本当に良かった、と思った。
昨年10月に、あと数日かもしれない、と言われ、そこから3ヶ月も頑張ってくれた。
それがあったから、小さな結婚式だったけど、挙げることができた。病室で挙げよう、と背中を押してくれた妻に感謝。
葬式では、弔辞を読ませてもらった。
結婚式ぶりに、祖父へ読んだ手紙。
何時間も考えたし、祖父への弔辞なんて寂しすぎるから書きたくなかったけれど、ちゃんと伝えようと思って、ありったけの想いを込めて書き上げた。
親父、大事な役目を任せてくれてありがとう。
ちゃんと伝えられて良かった。
多分、人生でしたスピーチのなかで、一番良かった気がする。自分のなかで、何だか区切りがついた感じがした。ぼろぼろに泣いてたけど。
じいちゃんとの思い出かき集めたムービーも作った。
通夜で流してもらえて、たくさんの人に、良い家族だねって触れてもらえた。
祖父が残してくれた、この家族をちゃんと支えてくれた皆へ伝えたかった。僕ら自身も誇りに思えるように。
当日流すまでは誰にも見せずに一人で泣きながら作ったんだけど。伝わって良かった。
人がいなくなるって、生きてる以上当たり前のことだけど、なかなか信じられないし、覚悟はできてても、あっという間に、その時が来ると人は冷たくなっちゃう。
冷たくなる前に、大切な人を、大切にしたい、と改めて思った。
日頃関わる方々、家族、妻が、温かく生きてることに、心からの感謝を込めて。
じいちゃん、ありがとう!
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