妻のInstagramの投稿に感動して、こちらにシェア。
血が通った自分の祖父ではないのに、連日連夜一緒に病院に通ってくれて、
誰よりも一緒に祖父のために式を準備してくれる妻と結婚して、本当によかった。
そう思わせてくれた時間でした。
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旦那さんのお祖父様の体調が思わしくなく
急遽、病院でちいさな式を挙げました。
数日間こんなことしてバタバタと過ごしてました。
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思い立った2日後には実施したので
来れる人のみのささやかな場。
寝たきりで、近くまで寄って伝えないと誰かも分からず、喋るのもやっとな状態。
点滴も酸素マスクも沢山ついていて
そんな中やる意味はあるのかと思いながらも
病院に行く度に結婚式の話をする姿を見て
とにかくやろうということに。
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自分たちが祝われたいのではなく
どうか自分たちのエゴにならないように
おじいちゃんに喜んでもらうという目的を見失わないようにと思いながら。
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白いドレスを着た花嫁姿の私が手を握った時の
幸せそうな顔がものすごくて
あれには涙をこぼさずにはいられなかった。
人が、あんなに幸せそうにしている優しい顔を私は人生であまり見たことがない。
あの顔を見た瞬間、あぁやって良かったと
今日この日に意味はあったんだと思えました。
そんな顔をしてくれて
幸せになるのはむしろこちらの方。。
その日はいつもより元気そうで
拍手をしたりピースをしたり、楽しそうでした。
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辛そうな姿を前に長生きしてねなんてことも軽々しく言えないけど、おじいちゃんにとって美しく幸せな時間になったことを願うばかり。
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ドレスも通販で翌日着のものを急いで買った好きじゃないものだし
(安すぎてびっくり...)
ブーケも「ブーケ」なんて立派な名前もつけれない、急いで買った花を束ねただけのものだけど
(フロリストさんの技術の凄さを深く実感...ブーケが高いと思う方がいたら適正価格ですよと心から伝えたい。笑 )
そんなのどうでもいいくらい
意味がある時間だったように思う。
おじいちゃんの大切な大切な智也を
大切に大切にしなければと思う一日になりました。
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病院で式なんて冷静に考えると常識はずれですが
焦りがあって、できない理由を探す余裕がなかった。
ネットでも事例を探してみたけど
あまり多くはありませんでした。
例えば、誰かが何かを理由に諦めていることがあるとすれば
こんなことも出来るんだという希望になればと、投稿。
病院からするとやめてくれって話かな😂笑
(あ、ちなみに勘違いされそうですが
crazyweddingではありません...)
夫婦ともに5-6年間クレイジーなウェディングを作り続けてきた甲斐あったような気がしました。
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許可をくださった病院に感謝です。
突飛な思いつきに
驚くほど誰一人と反対せず、見守ってくださった髙橋家家族、親族の皆様には感動、感謝しっぱなしでした。
急なお願いに飛んできてくださった
志水さん、大田さん、岩崎さんに深く深く、感謝をこめて。
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hairmake @ikki919
photo @akihiro_ohtas_photo
movie @simizu_photo
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